突然ですが、私は25歳の時、新卒で入社した会社を退職しました。
そして当時、(当然ですが)「正しい退職の仕方」なんて、だれも教えてくれませんでした。
(というより、会社のほとんどの人は、転職経験がなかったので退職の仕方なんて知りませんでした。)
そこで、私の経験や後悔を踏まえて、
これから退職を控えている若手社員に「キレイな」退職のための心得をお伝えします。
はじめに:一番大事な大前提
これから具体的な心得を5つお伝えしますが、
まず、大前提としてどんなに嫌いな会社であっても円満退社を目指してください。
「跡を濁さず、気持ちよく退職すること」が相手(会社)のためにも自分のためにも1 番です。
世間は狭いです、同僚や上司と今後どこでつながりがあるか分かりません。
退職後「〇〇さんって居たよね」と良い感情で思い出してもらうように努力しましょう。
心得①有給を使い切ってからやめよう!
今回1番伝えたいこと。
退職に際する希望は、遠慮せずに伝えましょう。
私は冒頭のように「キレイに辞めよう」としすぎて(円満退社を目指しすぎて)
「退職の前に有給をすべて消化したい」と言い出せませんでした。
その結果、最終出勤日=退職となり、
働かずにお給料をもらえたはずの1か月を無駄にしてしまいました。
有給を使い切るまで辞めないのは、わがままではありません、権利です!!
②退職後に必要になる書類は、在職中に忘れず発行しておこう!
円満退社をしたとはいえ、退職後にオフィスに行くのはかなり気まずいものです。
必要なものは在職中に発行申請を済ませ、抜かりなく手に入れておくようにしましょう。
退職証明書や源泉徴収票、雇用保険被保険者証など、
退職後の自身の状況によって必要な書類は異なります。
③退職の挨拶や送別会は辞退しても大丈夫!
私は、全体に向けての挨拶や送別会を辞退させてもらいました。
最終出勤日、大げさに送り出されるのではなく、いつも退勤するような自然な感じで、スッと退職したかったからです。
賛否あるかもしれませんが、わたしは お世話になった方々には個別に挨拶を済ませて置き、
全体の場での挨拶は辞退しておいて正解でした。
④仕事の引継ぎは退職日の1週間前には完全に終わらせる!
私は、退職日の1週間前には後任への引継ぎを完全に完了しておきました。
そして残りの1週間は、実際に引継いだ結果、トラブルなどがないか 確認する期間にしました。
最後の1週間も結局、後任の担当者から質問が絶えず、バタバタだったので
ギリギリに引継ぎをしなくて本当に良かったと思いました。
⑤退職することをギリギリまで秘密にしておかない!
これは実際に私がお叱りを受けた点です。
私は、役員や業務で関わる方には1か月前に退職することを報告していましたが、
普段業務でかかわりのない先輩や同期には、なかなか言い出すタイミングがなく、
退職日前日に「実は、明日で退職するんです。」と個別に挨拶に行きました。
その結果「突然すぎてびっくりした、もっと早く言ってよ!!!」と。
業務に支障がないとはいえ、お世話になった方に直前の報告で失礼なことをしたと反省しています。
おまけ:荷物は少しずつ整理しておこう!
デスクの引き出しからは想像以上に無限の書類や荷物が出てきます。
退職を決めた日から少しずつ整理しておきましょう。
最終日にバタバタして会社の資料や備品を間違えて持って帰らないようにしてください!
秘密保持契約違反になってしまうかもしれません。
おわり
以上5つ、私が退職時に知っておきたかった心得をまとめてみました。
皆さんの退職が円満で「キレイな」退職になることを期待しています。
読んでいただきありがとうございました。
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